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あけましておめでとうございます。

――お正月という、少しだけ立ち止まれる時間について

あけましておめでとうございます。
こうして新しい年を迎えられたこと、まずはそれだけで、ちょっと胸をなで下ろしてしまいますね。

お正月って、不思議な時間やと思いませんか。
昨日までと同じ部屋、同じ景色、同じ自分のはずやのに、
カレンダーを一枚めくっただけで、空気が少しだけ変わる。

街は静かで、
いつもなら当たり前に聞こえてくる音が、どこかへ引っ込んでいて、
そのぶん、自分の呼吸や、湯気の立つ音がやけに大きく感じられる。

「ああ、今は立ち止まってええ時間なんやな」
そんなふうに、体が先に理解してくれる気がします。


お正月は、頑張らなくていい時間

新年というと、
「今年はこうする」「あれを達成する」
そんな目標を立てなあかん気がして、ちょっと肩に力が入ってしまいがちですよね。

でも、私は思うんです。
お正月くらいは、無理に前を向かんでもええんちゃうかな、と。

去年を振り返って、
「あれはしんどかったなぁ」と思ってもいいし、
「よくやったな、自分」と思えるところが一つでもあったら、それで十分。

大きな反省も、立派な決意もなくていい。
ただ「ここまで来た」という事実を、
そっと手のひらに乗せて眺めるだけでええ時間。

お正月って、本来そういう“間(ま)”の時間なんやと思います。


静かな朝に、心が追いついてくる

お正月の朝って、
目が覚めた瞬間から、少しだけ違いますよね。

外は静かで、
テレビの音も控えめで、
どこへ行く予定もない。

その静けさの中で、
普段は置いてきぼりにしがちな心が、
「ちょっと待って」と追いついてくる感じがする。

去年、ちゃんと感じきれなかった疲れや、
置き去りにしていた気持ちが、
このタイミングで、ゆっくり顔を出すこともあります。

それは決して悪いことやなくて、
ちゃんと立ち止まれた証拠なんやと思います。


今年も「ほどほど」で、ええ一年に

新しい年に向けて、
何かを始めるのも素敵やけど、
何かを「抱えたまま生きていく」と決めるのも、立派な選択やと思います。

完璧を目指さなくていい。
毎日楽しくなくてもいい。
ときどき立ち止まって、
「あ、ちょっと疲れてるな」と気づけたら、それで十分。

できるだけ楽しい年にしたい。
でも、「楽しくなかった日があっても、自分を責めすぎへん年」にもしたいですね。


最後に

このブログを読んでくれているあなたも、
今、きっとそれぞれのお正月を過ごしてはると思います。

賑やかな人も、
静かな人も、
ひとりの人も、
誰かと一緒の人も。

どんな形でも、
今ここにいる、という事実は変わりません。

今年も、
無理せず、ほどほどに、
でもちゃんと自分の時間を大切にしながら。

またこの場所で、
季節のことや、手を動かす時間のこと、
ちょっとした気づきを一緒に分かち合えたら嬉しいです。

本年も、どうぞよろしくお願いします。
あなたにとって、
2026年が、静かにあたたかい一年になりますように。

――りつこ