人間と長く付き合いよると、
「既読ついたのに返事こんやつ」って、まあまあ遭遇するっちゃけど。
吸血鬼的にはね、
正直そこまで珍しくなかとよ。
既読スルー=拒絶、ではない
人間の時間感覚って、ほんと忙しか。
仕事、家庭、体調、気分、タイミング。
返事できん理由なんて、星の数ほどある。
吸血鬼から見たら、
「今はその周期じゃなかだけ」
それだけの話ったい。
百年単位で季節を見送ってきた身としては、
三日返事が来んくらいで心が乱れるほうが不思議なくらいでね。
期待しすぎると、夜が長くなる
既読がついた瞬間に、
心が前のめりになりすぎるときってあるやろ?
「今どう思われとるんやろ」
「変なこと言ったかな」
「次はもう無いんかな」
……その夜、長かろ?
吸血鬼は知っとる。
期待を握りしめたまま夜を迎えると、
その夜はやたら冷えて、やたら静かになるって。
返事が来ない夜の正解行動
吸血鬼流やけどね、
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無理に意味づけせん
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相手の事情を勝手に想像しすぎん
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自分の夜をちゃんと過ごす
これがいちばん効く。
返事を待つ時間を、
コーヒー飲む時間に変えてもよか。
音楽流してぼーっとしてもよか。
プラモ削ってもよかし、夜食食ってもよか。
「返事が来たら嬉しい」
それくらいの温度が、いちばん心に優しか。
既読スルーに慣れる=心が冷える、じゃない
誤解せんでほしかとやけど、
慣れるって、諦めることやなか。
「人には人の夜がある」
それをちゃんと理解できるようになること。
それってむしろ、
思いやりが一段深くなった証拠やと思うとよ。
吸血鬼は、今夜も静かに待つ
返事が来るかもしれんし、
来んかもしれん。
でもね、
来ん夜もちゃんと生きられる自分でおること。
それができたら、
次に来るご縁は、たぶん少し楽になる。
今夜は寒かね。
無理せんで、あったかくして過ごしんしゃい。
——既読スルーに慣れすぎた吸血鬼より 🦇